胸の大きさに違いがあるのはなぜ?

「胸の大きさが人によって違うのはどうして?」というのは女性にとっての素朴な疑問でしょう。

きっと何かが違うのだろうけれど、いったいそれは何なのか? その理由が明確になったら、バストのケアにより納得して取り組みやすいかもしれませんね。

なぜ違いがあるのか?

今回は、胸の大きさが人によって違う理由をお伝えします。

私がフィットネスのトレーナーとして女性の健康管理をしてきたことと、整体師としても体の歪み矯正に関わってきた実体験を元に、詳しく解説をします。

胸の大きさを左右するのは女性ホルモン

胸が大きくなるかならないかの違いは、女性ホルモンの分泌の状態に最も関係があります。

まず乳房がどんな組織で構成されているかというと、脂肪が9割、乳腺が1割です。乳腺は乳房の中に、木の枝が伸びるように放射状に広がっています。

この乳腺は母乳や免疫機能を乳児に与えるためのデリケートな組織です。この乳線を外部の刺激から守るために、乳腺の周囲には脂肪が付いています。つまり乳腺が増えて発達すれば、周囲に脂肪が増加して胸は大きくなるのです。

では乳腺はどうしたら増えるのかというと、女性ホルモンの分泌が正常に行われることがカギとなります。

ですから今まで生きてきて、女性ホルモンの分泌がほぼ安定してきた人は胸が大きくなる傾向にありますし、女性ホルモン分泌が乱れ気味の人は胸が小さくなる傾向にあるわけです。

胸の大きさの違いは成長期の過ごし方の影響が大きい

胸の大きさの違いは、その人の成長期の過ごし方がどうであったかもとても大きく影響します。

成長期とは10~18歳くらいを指し、だいたい小学生から高校生の間です。人の体が成長していく上で最も変化が著しく、その後の胸の成長にとても大事なタイミングです。

この時期の過ごし方が健康的であれば胸は成長しやすく、不健康であると胸が大きくなる可能性は低くなります。

またとても多感な時期ですから、メンタル面が女性ホルモンに作用し、胸がスムーズに成長するかしないかが変ってきますよ。

胸の大きさの違いには骨格も影響する

胸の大きさが人によって違うのは、骨格の歪みがあるかないかでとても変わってきます。

歪みの箇所というと、首・背中・腰につながる背骨、骨盤、肋骨など細かく言えば全身に及びます。歪みがゼロという人はまず居ませんが、その程度が小さければ胸の大きさにも影響は少ないです。歪みが大きいと胸は成長しづらいでしょう。

骨格の違いによるもの

私は整体師として体の歪みに悩む多くの女性と会いますが、そこに胸が健康的に成長している人は圧倒的に少ないです。それは中高生から中高年まで共通しています。

背骨が歪めば、脳から背骨に走っている自律神経が乱れやすく、それは女性ホルモンの分泌を乱します。そして骨盤が歪めば骨盤内にある子宮に悪影響を及ぼし、それも女性ホルモンの分泌を妨げます。さらに肋骨が歪むと胸の土台が崩れ、乳房が栄養不足になったり冷えを招いて、胸は育ちにくくなりますね。

体の歪みが大きければ大きいほど、健康は維持しにくくなります。特に女性の場合は、いろいろな不調が女性ホルモンの分泌に影響しますから、胸の大きさは「骨格がどれだけ正常か」に係っていると言っても言い過ぎではありません。

胸の大きさが違うのは遺伝?

胸の大きさが遺伝するかどうか?率直に言うと可能性は低いです。

まず遺伝かどうかを証明することが非常に困難ですが、可能性があるとして30~40%と言われます。ですから「きっと遺伝だ」と思い込むことはおすすめはしません。

それよりも、自分を生んだ母親と成長期を共に過ごし、生活環境が同じであるために胸の発育が似たと考える方が現実的です。

では、姉妹で胸の大きさに差がある場合はどうでしょうか?

やはり成長期には本人の性格の違いから、同じ家にいても生活の仕方がだいぶ違うケースがあります。過度なダイエットでの栄養不足、何かしらのストレスでの女性ホルモンの乱れ、運動のし過ぎ・しなさ過ぎなど、姉妹でもだいぶ違いがあることは珍しくありません。

ですから、胸の大きさの違いは遺伝の可能性はありつつも、生活環境・家庭環境に目を向けて考えると良いでしょう。

胸の大きさが違うのは栄養状態の違い

胸の大きさは、その人が摂取してきた栄養状態でも違いが現れます。

胸の成長に役立つ栄養素もありますが、基本は偏りの無いバランスのとれた食事が大切です。この基本が比較的守られているか大幅に崩れているかが、胸の大きさを左右させます。

私がフィットネストレーナーとしても女性の栄養管理に携わってきた中で特に感じるのは、痩せ型で胸が大きく成長していない人ほど、栄養バランスに注意が向いていないということです。

食事のバランスにも気を使う

胸が小さくて栄養バランスが悪い女性は、そのバランスの崩れ方もさまざまです。

ジャンクフードやインスタント食品ばかり食べる人、肉を食べずに野菜ばかりを食べる人、ひとつの食材ばかりに拘る人、プロテインなどの補助食品をメインとしている人・・・。これらの人に共通していることは、偏りが激しい点ですね。

「これがいい」と思ったら、そればかりを食べる傾向が見られます。それでは摂取品目は少なくなり栄養バランスは崩れ、胸が大きく成長することはなかなか期待できません。

胸の大きさには睡眠も影響する

胸の大きさは、良質な睡眠をとれているかどうかで変わってきます。

睡眠中とは、人の日中の疲れやダメージを回復させる大事な時間です。そして一日の中で体が最も変化する時なのです。睡眠不足や睡眠の質の低下は、胸の成長には非常に影響します。

夜更かし気味、布団・ベッド・枕が合わない、部屋が眠る環境に適さない等の理由で良い睡眠が確保できない人は、胸が大きくなるチャンスを逃しているといえるでしょう。

もちろん成長期における睡眠不足は、胸のためには特に避けたいですね。

胸の大きさにはストレスも関係する

胸の大きさにはストレスも相当関係します。女性の場合、ストレスを感じれば、ほぼストレートに女性ホルモンの乱れにつながります。

ですから「何とかなるさ」と物事を大らかに捉えられる性格の人はストレスの影響は少ないでしょう。逆に神経質で心配性な人ほどストレスの影響を受けて、胸の成長が妨げられます。

ストレスも原因の1つ

日頃、プレッシャーを感じやすい環境にいるならば、環境を変えるか自分の考え方を変えれば女性ホルモンへの悪影響は減るでしょう。

しかし成長期では自力で出来ないことも多く、その時に過度なストレスが続くと胸が大きくはなりにくいですよね。

胸の大きさの違いはブラジャーも関係する

胸の大きさは、ブラジャーによるサポートをしっかりするかどうかで変わってきます。

理想は、自分の胸にジャストフィットするブラジャーをし、一日に数回はその位置を適正に直すことです。

体に合わないブラジャーをすることは、まず血行不良を招き、胸に十分な栄養が届かなくなります。また胸とブラジャーとの摩擦が生じて肌はダメージを受けます。さらに乳房位置がずれて姿勢も崩れ、胸周りから全身の冷えも起きてきます。

成長期にブラジャーがうまく選べなかったり、成人してからもブラジャーで胸をサポートする意識があまりないと、なかなか胸は大きくなって来ないでしょう。

胸の大きさには冷えも影響する

胸の大きさの違いは、今まで体が冷えやすい環境にあったかどうかも影響します。

まず本人が薄着傾向であるかどうか。それほど暑くないのに薄着であったり肌露出が多いと、常に冷えを招き、胸は小さくなりがちです。また、体が冷える食べ物・飲み物ばかりをとる傾向の人も胸の成長にはマイナスです。

そして冷えている人に限って、自分の冷えに気づいていないことが致命的ですね。冷えが自分の生活スタイルを一度比べてみるといいかもしれません。

自分を振り返ってみて「冷えている生活」をしていると感じられるなら、今が改善をはじめるチャンスですよ。

冷えは、胸に大きなダメージを与えるのです。

胸の大きさの違いには運動の影響も?

胸の大きさは、その人の運動習慣によっても違ってきます。

これは「運動をたくさんしたほうが良い」ということではありません。あくまで適度が良いのです。もちろんデスクワークばかりで運動不足であっても胸には良くないです。そして運動のし過ぎもおすすめしません。

運動が「適度」に収まらない人は、女性ホルモンの分泌は乱れ傾向となります。運動したくない人はやる気・活力の不足になりやすく、運動をしていないといられない人は運動依存やストレス過剰であることも考えられますよ。

適度な運動は、普段使わない体の部分を動かせますし、心のバランス調整にも役立ちます。「適度」が胸を育てます。

まとめ:原因は1つではない

胸の大きさが人によって違う理由はたくさんあるのですね。

もしあなたが自分の胸の大きさに疑問を抱いているなら、さまざまな角度からそれを捉えてみてください。特定のひとつの原因だけで、大きい・小さいとなっていることは考えにくいです。

成長期にさかのぼり、そこから現在の自分の生活環境を振り返れば、答えは自然と見えてくるかもしれませんよ。そうすると今後、胸との向き合い方がより良い方に変わってくるでしょう。

関連記事一覧

テキストのコピーはできません。