歳を取ると胸はどうなるの?

若い頃のままの胸の形を100%そのまま維持することは不可能です。

多くの女性はいつまでも美しいバストの状態を願うでしょうが、年を取るにつれて胸がいろいろと変化してくることは避けられません。年を取れば、胸が下がってくることが頭に浮かびやすいかもしれませんが、変化はそれだけではないのです。

年は取りたくない

もしあなたがまだ20代だとしても安心はできませんよ。それは、女性のスタイルが美しく完成するピークは25歳前後と言われているからです。つまり個人差はあれど、20代の後半には胸の形が崩れ始めているのです。

そこで今回は、20代以降、年を取ると胸はどうなるのか? その予想される変化を詳しくお伝えします。

また後半には現役整体師が教える「年齢に勝つバストケアの方法」を紹介します。実際にバスト周りの歪み矯正を行った後に、その人に教えているバストケアの方法です。

一度できたら消えない? 胸の肉割れ

肉割れは一度できたら現代の医学では完全には治せないと言われています。

そもそも肉割れとは、胸、お尻、太もも、ウエストラインといった脂肪が多く付く部位にできる白い線のことです。肌の一番外側の表皮は伸縮しやすいのですが、その内部の真皮層は表皮よりは厚みもあり、やや伸びにくいという特徴があるのです。

そのため脂肪等の重みで皮膚が引っ張られると、真皮がその伸びに耐えられずに裂けてしまいます。その裂けた亀裂のことを肉割れといいます。胸であればその側面に小さな白い線となって肉割れができやすくなります。

10代でも、成長期に胸が大きくなるのが原因で肉割れが生じることがあります。ただ若いうちは真皮層の入れ替えが活発なので肉割れはできにくいですね。しかし年齢を重ねるごとに真皮層の再生周期は長くなり、肉割れができやすくなってしまします。

年を取ると胸は垂れてくる

年を取ると、胸が重力に負けて垂れてくることは避けられません。

ではどうして垂れてしまうのでしょうか? その大きな原因は、胸を吊り上げているクーパー靭帯という組織が、どうしても年齢と共に弱くなってしまうからです。

クーパー靭帯とはバストの上部から肩の方向に伸びていて、バストを引き上げて維持する役割を担っています。バストは脂肪と乳腺だけでできていて、それだけでは形が崩れてしまいますから、クーパー靭帯があることでバストアップが叶うわけですね。

しかし年齢と共にクーパー靭帯の引っ張る力は弱まり、だんだんと伸びたままになってしまいます。靭帯は筋肉のように「鍛えればまた強くなる」ものではないので、どうしてもバスト位置は下がり、垂れてきてしまうのは止むを得ません。

年を取ると胸はたるんでくる

年を取ると、乳房内の組織が変化して、胸はハリを失いたるんできてしまいます。

そのたるみに関わるのが乳腺の退化です。乳房は脂肪と乳腺で構成されていて、若いうちは乳腺の発達が進みます。ただ大人としてバストが完成したそれ以降は、乳腺組織は徐々に退化していってしまうのですね。それは女性が授乳期を終えた後は、より顕著になります。

そうなると乳房は脂肪だけになっていきますから、どうしてもハリが失われて力なくたるんでしまいます。

年を取ると乳首が黒ずむ

年を取ると肌の新陳代謝のサイクルが遅くなってきて、乳首は黒ずみ傾向となります。

年齢が若いほどメラニンが発生しても回復していたものが、年齢と共にリセットが間に合わなくなりメラニンが溜まってきてしまうのです。紫外線の影響や、下着・衣類が乳首に擦れて色素沈着を起こしている場合が考えられます。

20代、30代・・・と黒ずみは進行しやすく、妊娠のときなどはホルモンバランスの崩れで黒ずみが進行しやすい傾向がありますよ。逆に60代ともなると色素が抜け始めてピンク色に戻る人が増えます。

ただ高校生くらいでも黒ずむことはあり、年齢以外の原因の場合もありますが、病気ではありませんので心配はしないでくださいね。

年を取ると乳輪のサイズが大きくなる

年を取るにつれて、乳輪のサイズは大きくなる傾向があります。

20代で胸はキレイに形作られ、その後は妊娠・出産・授乳のときに、さらに乳首と乳輪は大きくなっていくのがほとんどですね。しかしその後に元に戻る人もいれば、戻らない人もいます。

戻らないケースとしては、妊娠で胸が大きくなったときに、紫外線や乾燥などのダメージを受けることによることが考えられます。

また、胸の大きさの変化に伴って、その都度自分に合うブラジャーを付けるようにしないと乳首に摩擦が生じて、それも乳輪が大きいままになってしまう原因になります。

年を取ると胸は弾力性を失う

年を取ると胸が弾力性を失うことは明白です。

それが最も明らかな時期は、40代から訪れる更年期障害です。40代後半、または遅い人は50代に更年期を迎えます。この時期はホルモンバランスも崩れやすく、女性の体の大きな転換期ですよね。

特にバストアップに関係するのは、女性ホルモンのエストロゲンです。更年期にエストロゲンの分泌が減少することで、乳腺組織は衰え胸のハリや弾力が大幅に失われていきます。

年を取ると胸の位置そのものが下がってくる

年を取ると姿勢を正しく保つための筋肉が衰え、姿勢が前かがみになり胸が下がってきます。

人間は年を取るほど背中の筋肉が弱ってきます。そうなるといわゆる「猫背」になるわけです。猫背になれば肋骨の位置が下がり、結果的に胸の位置も下がってしまうのですね。

また年を取ると肺活量も減少し、肺が十分に膨らまなくなります。これも肋骨が前側につぶれて胸が下がる原因です。

呼吸ができるのも筋肉の力ですから、その筋力は加齢とともに衰え、どうしても肋骨はつぶれ傾向となり、バストアップを完全には維持できません。

背中の筋肉、呼吸の筋肉、いずれもバストアップに大いに関係しているのですよ。

年を取ると左右の胸の形が変わってくる

年を取ると胸の形が左右対称ではなくなってきます。

これにはもちろん個人差がありますが、人は皆、右利き・左利きがあるように、左右非対称の生活をしていますよね。ですから少なからず背骨や肋骨には歪みが生じてしまいます。それが左右の胸の形や位置を変えてしまうのですよ。

年齢が若いうちは筋力や柔軟性があって、歪みが自然と直りやすいです。しかし年を取るにつれて、筋力は弱まり体の組織も固くなりやすいので、歪みが直りにくくなってきます。

それでは背骨の位置を正しくキープできず、肋骨が左右で変わってきて、胸の形を左右同じには保てません。歪みがひどい場合は、20代でも明らかに胸の形が違うのがわかる女性もいますよ。

年を取るほど歪みは元に戻りにくくなり、それは胸の形に現われてきます。

現役整体師が教える! 年齢に勝つためのバストケアの方法

バストのケアというと、マッサージ、ツボ押し、バストアップクリーム等いろいろありますが、年齢に勝つには土台の姿勢が最も重要です。

つまり背骨や肋骨を整え、バストアップしやすい姿勢を良く保つことですね。それには年を取るほど動かしにくくなるところを、しっかりと動かすことです。

以下に紹介するものは、どれも背骨や肋骨を整える効果があります。立った姿勢でもできますし、座ってでもできます。背もたれが動くオフィスのイスはやりやすいですよ。

それぞれの体操は、息を止めないことと、痛みを感じるところまでは絶対にやらないでください。

反りの体操

1.姿勢よく座り、両手を頭上に伸ばし掌は向い合せてます(手のひら同士は触れなくていいです)

2.そのまま10秒かけて上半身を後ろへ反らせます。腰を反る意識より胸を反らせる気持ちで。顔も上を向きます。5秒かけて元へ戻します。

3.1~2を3回繰り返します。

※猫背と反対の動きをするわけですね。首の前側から胸全体を立て方向に伸ばすことで、背骨と肋骨が前に倒れてしまうのを矯正します。

横倒しの体操

1.姿勢よく座り、両手を頭上に伸ばし、手のひら同士をつけて指を組みます。

2.そのまま10秒かけて上半身を右へ倒し、左側の脇の下から肋骨にかけてを伸ばして広げます。そして5秒かけて真ん中に戻ります。

3.反対側も同様に行います。左右を交互に行い、それぞれ3回やって終わりです。

※左右でどちらか固いと感じる方があれば、そちらを数秒長めに行います。

ねじりの体操

1.姿勢よく座り、右手を真横に伸ばし、手のひらは握り、親指だけを天井の方向に立てます。顔は右を向いて立てた親指を見ます。

2.そのまま右手をさらに後ろ方向へ伸ばし、10秒かけて背骨をねじって右胸を広げます。目線は右手の親指を追います。5秒で元へ戻します。

3.反対側も同様に行います。左右を交互に行い、それぞれ3回やって終わりです。

※左右でどちらか固いと感じる方があれば、そちらを数秒長めに行います。

バストケアの体操はこの3種類です。胸の形が崩れてきた悩みで、実際に整体に来た人に教えているバストケアの方法です。

この方法を日々実践してもらうと、バストの整体の矯正効果が長持ちする人が圧倒的に多いことにはビックリです。

もしかしたら単純すぎて「これだけでいいの?」と思われるかもしれません。しかし案外、腰回りはよく動いても、肋骨周りはなかなか広がらない人がほとんどです。それだけ、背骨の上の方を反る・倒す・ねじるの動作が少なくなりがちなのだと言えます。

3つの体操を1日1回続けていくと胸周りの形が整い、年齢によるバストの崩れに歯止めがかかります。ぜひ実践してくださいね。

バストケアは年を取る前に実践を!

バストのピークが25歳前後と考えれば、その辺りの年齢からバストケアができればベストです!

それは早くはじめるほどダメージは少なくて済み、バストケアにかけるエネルギーも少なくて済むからです。ですから気づいたときが、はじめるときですね。

ただ、今20代だとしたら、30、40、50・・・と年を重ねた先の事は想像しにくいかもしれません。そういう時は、その年代の人を見てイメージしてみてください。あなたが将来、放っておいても胸をキレイに保てるという保証はないのです。

ぜひ「バストのお手入れを怠るとこうなってしまう」とくことを頭の隅に置いて、そうならないよう、今からバストケアにとりかかりましょう。

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